7年前の私の体の状態は「象徴的メタボ」の厳しいものでした。体重が115kg、高い血糖値、高いコレステロール値、高い血圧というものです。

もう仕事にも疲れ果てていました。とんこつラーメン店から回収した豚骨の乾燥工程で臭気を出したことにより、当然のことながら周囲から苦情を受けていました。

「社会のためになると考えて始めた豚骨ガラリサイクルが、地域に迷惑を掛けている。」「何のために毎日12時間も働いているのか。」仕事にも人生にも、自信と目標を失くしかけていました。

ストレスで体が酸化していると自分でも分かるほど、急速に老化していきました。その頃、本当に1年で、髪の毛は真っ白になりました。さらに髪の毛だけではなく、眉毛、まつ毛も、かなり白くなってしまいました。ストレスによる酸化というものを身をもって体験しました。

そして、太っていて白髪ですと高齢者に見えるようで、50代前半なのに65歳ぐらいの方からいつも挨拶をされていました。当時不思議に思っていたのですが、後でお聞ききしたところ70歳代だと思われていたそうです。

このような状態でしたので、健康に関してはほぼ諦めていました。好きなものを食べることだけが楽しみでしたので、食事制限もなく、それでいいんだと自虐的な気持ちで過ごしていました。

このように人生を雑に考えると、しっぺ返しがやってきます。

ある日、胸に痛みが走り、その痛みが取れなくて病院で診察を受けたところ、胆石と診断されました。主な原因は、高コレステロールからくるものでした。入院して手術を受けました。

その後、退院して1年も経たないうちに、今度は微熱が続いて咳が止まらないようになりました。肺炎と診断され抗生物質を投与する治療を受けましたが、症状が改善されなかったので大きな病院で精密検査を受けたところ、間質性肺炎だと診断されました。

これは肺が固くなっていく病気で、放置しておくと命に係わるということで、また入院生活に戻りました。ステロイド治療を受け病気は治まりましたが、副作用が出て更に太ってしまいました。

この頃の私は、次の病気がいつ出てもおかしくない状態でした。体は常に疲労状態で、仕事の状況も思わしくなく、精神的にも良い状態ではなく自分の殻に閉じこもるようになっていました。

太っていることは周囲の目にはだらしないと映るようで、そのような言葉を投げつけられ、投げつけられた言葉にも慣れていくという諦め状態でした。

その頃にある夢をよく見ました。

それは、今まで二つ並んで続いていた足跡が、一つになって続いていくという夢でした。

夢の意味を、大いなる存在から見放された自分が一人不幸を背負い込み、病気に向かっていく足跡なんだろうと思い込んでおりました。

そんな絶望の日々を送っていたある日、K大学でメタボ対策として試験的に、対象者の胃を切除する手術をおこなう、という情報が私のもとに入ってきました。従来は保険が効かない手術で、費用が300万円ぐらいかかるものですが、経過観察を条件に保険が効くということでした。

募集は3名。体重が140kg以上あることが条件でした。心の声が「応募しろ。自分を変えるチャンスだ!」と言いました。

意を決して胃の切除手術に応募し、担当医の方との面接の日を迎えました。

その時の面接に臨む私には、この手術を受けて健康改善にチャレンジしなければならないもう一つの理由がありました。それが、オステオカルシンサプリメントの開発です。

ちょうどオステオカルシンサプリメント構想が進展しまして、現実味を帯びていた時期だったのです。

面接当日、担当の先生から応募の対象条件の体重が足りないことを指摘されましたが、オステオカルシンサプリメント開発のためにも体重を減らす必要があることや、過去にメタボ対象手術で例がない115kgに関しても新しいデータを提供できることなどを懸命に訴えました。これがラストチャンスだ、ということが何となくわかっていたからです。

熱意が通じたのか、私は3名の中に選ばれました。

無事にメタボ対策の手術を受けさせていただき、三分の二の胃を切除しました。その効果はすばらしく、約1年で40kgの体重減を達成しまして、血糖値とコレステロール値も正常値に戻りました。私は基本的な健康体に戻していただいたのです。

さらに、苦境に立っていたオステオカルシン開発も、その数年後には現在の新たな協力者に出会うことができました。

そして、夢にまで見たオステオカルシンサプリメントの販売にまで漕ぎつけたのです。

最近、以前に見たあの夢を再び見ました。その夢で、二つだった足跡が一つの足跡になった本当の意味を知ることになりました。

全てから見放され、孤独になった自分の足跡だと思っていたものは、苦しい時期私を背負って歩いていただいた大いなる存在の足跡だとわかったのです。

私は祈るように言いました。「あなたから見放されて孤独だと思っていました。あなたが私を背負って歩いてくださっていたことに気付きませんでした。このような私を助けていただき、そして使命を与えていただき本当にありがとうございました。」

目から涙があふれて、私は大いなる存在に手を合わせました。 自分が健康になり、オステオカルシンサプリメント販売に漕ぎつけられたのは、大いなる存在のお陰です。

今では、オステオカルシンサプリメントが多くの方の健康向上に寄与するために、私は生かされたのだと信じています。