更年期に多い慢性疲労

今回は、疲労について考えてみたいと思います。

何故、このようなテーマになったのかと申しますと、同年代(60代)で最も多い感想が、疲れやすくなったというものだからです。50歳以上の女性からもよくお聞きします。

疲れとは、いろいろな要素が絡まって出てくるものですが、日常的に実感していても具体的に理解できないものが疲れです。現代の人は、多かれ少なかれ、慢性的な疲れと同居しているといわれています。

このような背景で、今回は『疲れ』特に慢性的な疲れを少し掘り下げて考えてみたいと思います。

慢性疲労症候群 自律神経の中枢が疲労している

疲労とは、痛みや発熱に並び、生体の三大シグナルと呼ばれているものですが、疲労を病気とは捉えていないため、他の2つのシグナルと比べて、曖昧な理解しかされていないのが現状です。ここで考える疲労とは慢性的な疲れのことで、自分にしか解らず、説明もし辛く、周りにも理解されにくく生活に支障をきたす状況のものを言います。

研究によると、疲れを認識するのは脳で疲れたと感じた時の脳内は、運動でもデスクワークでも脳の自律神経の中枢とされる視床下部や前帯状回と言われている領域が強く疲労しているそうです。

この分野は心拍数を上げる・呼吸を早くする・体温の調節のために汗をかくといった体調管理や、精神面ではストレスやリラックスの状態を調整するなど交感神経と副交感神経の調整をしている領域だそうです。

疲労の原因を多角的に調査した結果、活性酸素が原因であることが改めてわかったそうです。なんだ、活性酸素かと思われるかもしれませんが、その内容は下記のようなメカニズムです。

ちょっと難しいのですがついてきてね。

身代わりになって酸化してくれる抗酸化食品

人が活動するときは、酸素を使ってアデノシン三リン酸という物質を作り出します。その結果、大量の活性酸素も産出されます。活性酸素は強力な酸化作用でウイルスなどを攻撃するのですが、この作用は私たち人間の細胞も破壊してしまう両刃の剣です。

細胞が酸化してしまうとその機能は低下しますが、通常は活性酸素から細胞を守るシステムが働きます。

しかし、何らかの理由で処理しきれないほどの活性酸素が産出すると、細胞を修復することができず機能不全に陥り必然的に体のパフォーマンスが低下、すなわち疲労につながるということです。

疲れを抑制するためには、自律神経の中枢に働きかけて活性酸素を分解する抗酸化物質を供給すれば疲労が軽減されるのではないか、と研究がおこなわれました。

その一つとして、イミダペプチドという渡り鳥の羽の付け根の筋肉に豊富に含まれる物質が発見されたそうです。ムム、難しい。

イミダペプチドはどこで買えるのという話ですが、心配はいりません。活性酸素対策を積極的にすればいいのです。

まず。食品です。ネットで検索すればたくさん出てきます。

そう、抗酸化食品です。抗酸化食品は、活性酸素をやっつけているわけではないのです。自分が身代わりになって酸化されて私たちの細胞が酸化するのを防いでいるのです。酸化しやすいものが抗酸化食品なのです。

ほんとうに、ありがたいです。ですから、その抗酸化食品の中から、自分の好きなもので身近に手に入るものを選べばいいのです。

私の場合、コーヒーとニンニク(ニンニク卵黄)が中心です。毎日服用していますが、全く苦になりません。皆さんも敵が解ったわけですから、抗酸化食品を意識的に摂り入れることで活性酸素と戦いましょう。